低階層と高階層の違い

分譲マンションを購入する際、低階層にしようか高階層にしようかお悩みになる方は多くいらっしゃるでしょう。より住みやすい住宅を購入したいと多くの方が考えていますが、それには低階層と高階層のそれぞれのメリットを知っておくことも大切です。こちらでは、低階層と高階層のそれぞれのメリットを紹介します。

低階層

低階層は、エレベーターだけではなく階段を使って楽に外出することができるというメリットがあります。高階層の場合はエレベーターがなかなか来ず、数分待つこともあるでしょう。しかし、低階層であればエレベーターを使わなくても階段を使って外に出ることができるので、とても便利です。また、エレベーターを使う必要がないということは、災害時の避難もとても楽ということにもなります。災害時に停電してしまうと、エレベーターは動きません。そういったときでも低階層であれば、階段を利用してすぐに避難することができるのです。

また、低階層は高階層に比べると価格が安いというメリットもあります。仕様や設備には大きな違いがないため、なるべくコストを抑えたいという方には低階層がおすすめです。

高階層

高階層は、眺望・日当たりが良いというメリットがあります。高ければ高いほど視界を遮るものがないので、毎日美しい景色を眺めることができます。また、高階層はプライバシーが守られるという魅力もあります。やはり低階層の場合は人の出入りが多いということもあり、プライバシーの面では心配が残ります。しかし、高階層の場合は人の出入りが少ないですし、外から室内が覗かれる心配もありません。

他にも、高階層には虫が少ないというメリットがあります。高ければ高いほど、虫が侵入してくる可能性は低くなるので、虫が苦手な方でも安心して窓を開けることができます。